自賠責保険って?

自賠責保険についてあれこれ

仮渡金請求とは

投稿日 2015年5月21日 10:13 PM | 投稿者 りさ

自動車事故によって被害を負った場合、被害者は加害者が加入している自賠責保険に対して、直接その損害に見合った保険金を請求することができるようになっています。
しかし、こうして保険金が支払われるのは、加害者側との示談が成立したり、あるいは裁判によって判決が出るなどして、被害の総額が確定してからのこととなります。実際にはケガで入院した場合にも、入院費用などは病院に支払わなければなりませんし、通院であってもバスやタクシーなどの交通費はその都度支払いが必要となるものです。不幸にして被害者が死亡してしまった場合には、その遺族は多額の葬儀費用がただちに入用となってきます。
こうした不都合を避けるために設けられた制度が、自賠責保険の仮渡金制度とよばれているものです。これは、本来であれば損害額が確定してから支払われるべき保険金の一部を、被害者の生活状況に配慮して、被害者サイドからの請求に応じて先払いするというものです。
ただし、損害が確定していないのに多額の金銭を支払うというのは制度的にも困難ですので、例えば死亡の場合は死亡者1名につき290万円まで、ケガの場合は部位や程度などによって細かく限度額が決められています。

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